「みんなねっと11月号」が届きました

「みんなねっと11月号」が届きました。

11月号の特集記事は、「働く当事者の声から考える就労とその課題」です。立命館大学生存学研究所客員研究員の駒澤真由美氏の記事では、4名の当事者の方の声が掲載されています。就労に対する理想とそれぞれが抱える症状や置かれている環境から折り合いをつけ現在の選択をした理由が詳細に語られています。

またみんなねっと副理事長赤池千明氏の記事では、厚生労働省令和5年度障害者雇用実態調査から見える精神障害者の就労実態や課題が述べられています。赤池氏は個人のなぜ働くのかというモチベーションと、事業者が障害者を雇用する際に行う職務内容の適正化や障害特性への理解、相談体制の充実やジョブコーチ機能等のインセンティブの両方の重要性について述べられています。

当事者・ご家族の方ともに「就労」について興味を持たれている方は多いと思います。個人の課題と事業者などの社会の課題の両方についてまとめられていますので是非ご覧ください。加賀こころの病院のロビーにてどなたでも自由に閲覧できます。